産後の「ぽっこりお腹」はなぜ取れない

産後のぽっこりお腹は多い

下腹部のぽっこりお腹が取れなくて困っている産後のママ、もしくは妊娠中でも産後には、ぽっこりお腹になりたくないと思う妊婦さんは多いと思います。
コロナウイルスが蔓延している中、「外出する機会が減ってしまい、運動量が減ってしまった!」「お家時間が多くなり、たくさん食事を摂ってしまい体重が増えてしまった!」このような原因でぽっこりお腹になってしまうママは多くなってきています。産後は子育てで、自分の時間が取れないのも大きな要因ですね。

ぽっこりお腹はダイエットだけでは無くならない

ぽっこりお腹を改善する為に、産後にダイエットや運動を始める方がいますが、残念ながら食事制限を頑張っても、運動を頑張ってもなかなか変わらないですよね。なぜ変わらないのでしょう。それは産後特有の原因が有るからです。この原因が解消されないと「ぽっこりお腹」は解消されません。特有の原因とは「歪んだ産後の骨盤」です。

ぽっこりお腹は産後の骨盤の歪みが原因

お腹の膨らみが目立たない妊娠初期から、ママの身体は大きな変化が起きてきます。出産に向けてリラキシンという女性ホルモンが分泌されて骨盤の関節が緩んできます。その為、妊娠した時点で女性の骨盤というのは少し開いてきます。そして赤ちゃんが大きくなってもいいようなスペースを骨盤に作るのです。
リラキシンという女性ホルモンは、分娩をスムーズに進めるために重要なのですが、そのかわり妊娠中の骨盤は緩んでしまうので不安定になり、骨盤を支えづらくなるのです。

ぽっこりお腹は骨盤と姿勢が原因

骨盤が上半身を支えられなくなると、骨盤が前傾に歪んでいきます。産後には骨盤が前傾しているママはとても多いですよね。骨盤が前傾になると、お腹の筋肉を上手く使うことが出来なくなり「反り腰」になってしまいます。反り腰はさらにぽっこりお腹を目立たせてしまうのです。
太っているからぽっこりお腹になるのではなくて、産後の骨盤が歪むことで姿勢が崩れてしまう事が原因なんですね。

ぽっこりお腹は内臓にも悪い影響がでる

産後に骨盤が前傾してしまうのがぽっこりお腹の根本原因と言ってもいいでしょう。
さらに、ぽっこりお腹は内臓にも影響が出てきます。
ぽっこりお腹になると、お腹の筋肉を上手くつかうことが出来ないため、内臓が下に落ちてきて下腹部の方にぐっと集まってしまい内臓下垂となるのです。内臓下垂は内臓の動きを悪くしてしまうため、便秘・消化不良・代謝の低下を引き起こします。

妊娠中に付いた脂肪は取れやすい

骨盤の歪みが取れて姿勢が良くなっても、ぽっこりお腹が解消されない方もいます。それはお腹に妊娠中に付いた皮下脂肪が残っているからです。
妊娠中に付いた皮下脂肪はお腹の赤ちゃんを守るために必要な脂肪で、水分を多く含んでいます。この水分を多く含んだ脂肪は比較的取れやすい脂肪なので、栄養管理や運動で脂肪を落としていきましょう。無理な食事制限は脂肪を落としにくいので注意してください。
エステで部分的に脂肪を燃焼させるのも効果的です。

まとめ

1.産後は子育てやコロナウイルスが原因で、運動量が減ってしまい体重が増えてぽっこりお腹になってしまうママは多くなってきている。
2.ぽっこりお腹は歪んだ骨盤が原因なのでダイエットでは良くならない。
3.産後の骨盤が歪むことで姿勢が崩れてしまう事がぽっこりお腹の原因。
4.内臓下垂は内臓の動きを悪くして、便秘・消化不良・代謝の低下を引き起こす。
5.妊娠中に付いたお腹の脂肪は比較的取れやすい水分を多く含んだ脂肪です。栄養管理や運動、エステなどで早めに脂肪を落としていきましょう。

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