授乳中の肩こり・首こりが限界…産後ママの体に負担がかかる姿勢とは?
授乳が終わるころには首が固まり、肩や背中までつらくなっていませんか?赤ちゃんの顔を見ながら授乳していると、気づかないうちに頭が前へ下がり、背中が丸くなります。授乳は一日に何度も行うため、一回の負担は小さくても積み重なると強い肩こりや頭痛につながることがあります。今回は、授乳中に体へ負担がかかる理由と、姿勢を楽にする工夫をご紹介します。
1.授乳姿勢で首と肩がつらくなる理由
成人の頭は重く、頭が体より前へ出るほど、首や肩の筋肉はその重さを支えるために働き続けます。授乳中は赤ちゃんの口元を確認しようとして、長時間うつむく姿勢になりがちです。さらに、肩をすくめて腕だけで赤ちゃんを支えると、首から肩、肩甲骨の間に緊張がたまります。産後は睡眠不足やホルモン変化、抱っこによる疲労も重なるため、筋肉が休まりにくい状態です。肩こりが強いときは、肩だけを揉むのではなく、頭の位置、胸の動き、肘や手首の支え方まで見直す必要があります。授乳時間が長い方ほど、一回ごとに完璧な姿勢を作ろうとすると疲れてしまいます。途中で座り直したり、肩を下ろしたりして、こまめに姿勢を変えましょう。
2.赤ちゃんを持ち上げるのではなく、支えを足す
授乳姿勢を楽にするポイントは、ママが赤ちゃんへ近づくのではなく、クッションなどを使って赤ちゃんの位置をママへ近づけることです。椅子に座る場合は、背もたれに深く腰をかけ、腰の後ろに小さなクッションを入れます。足が床につかない場合は、足台を使うと前かがみを防ぎやすくなります。肘の下にもクッションや丸めたタオルを入れ、肩の力を抜きましょう。授乳クッションの高さが足りない場合は、その下にバスタオルを重ねます。赤ちゃんを安全に支えながら、ママの手や腕だけで重さを抱え続けない環境を作ることが大切です。ソファが柔らかすぎると骨盤が沈み、背中が丸くなりやすくなります。腰の後ろや座面にタオルを入れ、体が安定する位置を探してください。
3.いつも同じ授乳方法になっていませんか?
同じ側、同じ姿勢で授乳を繰り返すと、首の向きや肩の高さに偏りが生じます。体調や授乳状況に合わせて、横抱き、脇抱き、添い乳などを使い分けられると、特定の筋肉への負担を減らしやすくなります。ただし、授乳方法には赤ちゃんの飲み方や乳房の状態も関係するため、うまく授乳できない場合や乳首の痛みがある場合は、助産師などの専門家へ相談してください。授乳中にスマートフォンを見る時間が長いと、さらに首が下がりやすくなります。授乳のたびに数十分うつむく習慣が続かないよう、目線の位置にも気を配りましょう。夜間は照明が暗く、姿勢を確認しにくくなります。授乳場所にクッションや足台を準備しておくと、眠いときにも無理な姿勢になりにくくなります。
4.授乳後30秒でできるリセット習慣
授乳が終わったら、まず肩を耳に近づけるように上げ、息を吐きながらストンと下ろします。次に、あごを軽く引いたまま、胸を張りすぎない範囲で肩甲骨をゆっくり後ろへ動かします。最後に、手のひらを前へ向け、腕を外側へ少し開いて深呼吸します。それぞれ3回程度で十分です。首を勢いよく回したり、強く反らしたりする必要はありません。腕や手にしびれがある、物を落としやすい、激しい頭痛やめまいがある場合は、セルフケアで様子を見続けず医療機関へ相談してください。短い時間でも授乳のたびに姿勢を戻す習慣が、負担の蓄積を防ぎます。歯を食いしばるクセがあると、首や肩の緊張が抜けにくくなります。授乳後に上下の歯を離し、あごの力も一緒に抜いてみましょう。
5.肩こり・首こりに整体が必要な理由
産後の肩こりは、首や肩だけでなく、背中が丸くなった姿勢、呼吸の浅さ、骨盤の座り方、手首や腕の疲れなどが影響しています。整体では、首を強く動かすことだけを目的にせず、肩甲骨や胸まわりの動き、座り姿勢、授乳や抱っこの方法を確認します。体調に合わせた施術で緊張をやわらげ、毎日の授乳で再び負担が集中しないよう、クッションの使い方や簡単な運動もお伝えします。産後の体は回復途中ですので、強い刺激ではなく、安心して受けられる無理のないケアを選ぶことが大切です。手首や親指の痛みがある場合も、赤ちゃんを腕だけで支えている可能性があります。首・肩・腕を一つのつながりとして確認することが重要です。
まとめ
授乳中の肩こり・首こりを防ぐには、赤ちゃんを腕だけで支えず、クッションや背もたれ、足台を使ってママの体を支えることが重要です。授乳後に短いリセット運動を行うだけでも、同じ姿勢の積み重ねを減らせます。あおば整骨院では、首・肩だけでなく、背中、肩甲骨、骨盤の座り方まで確認し、授乳や抱っこが少しでも楽になる体づくりをサポートしています。








